セメント・コンクリート論文集
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コンクリートの物性
下水汚泥焼却灰を使用したコンクリートの強度、中性化と環境への影響
山本 裕一久行 将弘鶴田 浩章
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2009 年 63 巻 1 号 p. 287-293

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抄録
近年、各種の産業副産物や廃棄物などの未利用資材の有効利用が求められている。本研究では下水処理施設から発生する下水汚泥焼却灰に着目し、コンクリート用細骨材としての有用性を圧縮強度、中性化抵抗性、環境への影響の3点について検討した。圧縮強度と中性化抵抗性については5~10%程度の置換率であれば適用することの影響は大きくないことがわかった。環境への影響について溶出試験においてふっ素が溶出したが、ほう素、六価クロム、ひ素、セレン、カドミウム、水銀および鉛の溶出量が定量下限値以下となった。全ての成分について埋立、水質及び排水の各基準も満たしており、今後の用途展開が期待される結果となった。
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© 一般社団法人セメント協会
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