2016 年 70 巻 1 号 p. 378-383
復興支援道路の1路線である宮古盛岡横断道路の新区界トンネルの覆工コンクリートのスケーリング抵抗性を確保するため、室内試験と実機試験を行い、適切な配合を検討した。室内試験では、空気量に着目した結果、フレッシュコンクリートの空気量を7%とすればスケーリング抵抗性が確保できることが分かった。実機では空気量の損失が懸念されるため、細骨材率に着目して模擬部材への施工実験を行った。その結果、フレッシュコンクリートの空気量を7%とし、強度の低下分の水セメント比を低減したコンクリートは、細骨材率の増加に伴い硬化コンクリートの空気量を確保でき、スケーリング抵抗性の向上が図られることが明らかとなった。