セメント・コンクリート論文集
Online ISSN : 2187-3313
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耐久性
凍結防止剤によるスケーリング現象に及ぼす冷却最低温度の影響とスケーリング温度
田中舘 悠登, 羽原 俊祐, 小山田 哲也, 我満 俊文
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2016 年 70 巻 1 号 p. 371-377

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抄録

凍結防止剤使用時にコンクリートのスケーリング劣化が促進することから、ソルトスケーリングと認識されている。これまでのスケーリング劣化メカニズムの検討では、−5~−10℃の温度域以下ではスケーリングが激しく、それ以上の温度域ではスケーリングが生じないことを見出した。本研究では−5~−10℃の温度域において、ソルトスケーリングに及ぼす冷却最低温度とNaCl水溶液の濃度との関係を詳細に検討した。スケーリングが発生する最高温度をスケーリング温度と定義した。スケーリング温度はNaCl水溶液の濃度によって異なり、NaCl水溶液の凝固点よりも5~6℃程度低いことがわかった。ブライン水(塩水)の凍結時の挙動がスケーリングに関係している可能性があることを示した。

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© 一般社団法人セメント協会
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