静岡県東部で富士山を起源とするスコリアを含む火山灰質粗粒土にセメント系固化材を使用したところ、アロフェンが原因となるCr(Ⅵ)溶出の土壌環境基準超過を確認した。大規模な道路土工の現場で現地発生土を有効利用する必要があることから、セメント系改良土からのCr(Ⅵ)溶出を、生石灰添加で抑制する方法を検討した。現地採取した土壌試料を用いて、土壌試料の粘土分とCr(Ⅵ)溶出の関係やCr(Ⅵ)溶出の抑制に必要な生石灰の添加量を検討した。また、現場で実施した試験施工で生石灰添加によるCr(Ⅵ)溶出の抑制効果を確認した。