セメント・コンクリート論文集
Online ISSN : 2187-3313
Print ISSN : 0916-3182
ISSN-L : 0916-3182
環境・リサイクル
小粒径牡蠣殻ポーラスコンクリートの空隙率試験方法および長期緑化性能
堀口 至鍋島 美咲三村 陽一
著者情報
ジャーナル フリー

2019 年 73 巻 1 号 p. 387-393

詳細
抄録

本研究では、粒径0.3~5mmの小粒径の牡蠣殻骨材を用いたポーラスコンクリート(OyPoC)について、空隙率試験方法や1年を超える長期緑化性能の検討を研究目的とした。試験結果より、空隙率測定時に小粒径OyPoCの空隙を完全に飽水させるためには、水中養生終了後30分間水を切った湿潤状態の供試体に対して10分以上の真空脱気を行えばよいことがわかった。植栽試験より締固めエネルギーの大きいバイブレータ法よりエネルギーの小さいジッギング法で締め固めたOyPoCの方が緑化性能が高いことがわかった。しかし、降雨がほとんど無い夏場の気象条件ではジッギング法で作製したOyPoCでも芝が枯れてしまったため、水やりの必要性が示唆された。

著者関連情報
© 一般社団法人セメント協会
前の記事 次の記事
feedback
Top