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2020 年 74 巻 1 号 p. 155-162
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本論文は道路橋フーチングと水環境が異なる2つのケーソンの基礎構造について、アルカリシリカ反応におけるひび割れを比較検討した。また、1m~2.5mの比較的長いコアを採取し、断片試料および薄片試料を作製してアルカリシリカ反応の劣化度を岩石学的にかつ深さごとに評価した。さらに目視点検による判定向上のため、構造物および断片試料のひび割れからフラクタル次元を算出し、アルカリシリカ反応における岩石学的劣化度との関係について考察を行った。
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