本研究では、煆焼アロフェンを用いたセメント系材料について検討を行った。その結果、エーライトに対して煆焼アロフェンを30%置換したペーストの主成分は、CH、低結晶質のC-S-Hおよびストラトリンガイトであり、エーライト単相のペーストやエーライトに対して煆焼カオリナイトを30%置換したペーストと同等の圧縮強度が出ることが明らかとなった。また、煆焼アロフェンの置換率を70%に増加させたペーストにおいては、エーライトが完全に反応し、ストラトリンガイトが主成分となり煆焼アロフェンを30%置換したペーストよりも圧縮強度が増加する傾向が示された。