農林省茶業試験場
1975 年 1975 巻 43 号 p. 27-30
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緑茶の渋味の理化学的な計測方法を開発するため,渋味の強さの異なる12種の煎茶を試料として,官能検査により渋味度を測定するとともに浸出液の成分分析およびゼラチン溶液を加えた場合の透過率,濁度の測定を行った。その結果,カテキンガレート分析値から渋味度を推定することが可能であること,また,透過率からの渋味度の推定は大部分の試料は実測値とよく一致するが,偏差のきわめて大ぎい試料が存在するため実用には問題があり,原因を究明する必要があると考えられた。
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