日本畜産学会報
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技術報告
ヒトの肌の状態に対する Lactococcus lactis H61の摂取効果—年齢層別解析—
木元 広実青木 玲二佐々木 啓介鈴木 チセ水町 功子
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2012 年 83 巻 3 号 p. 307-313

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抄録
Lactococcus lactis H61の摂取がヒトの肌状態へ及ぼす影響を年齢層別に評価するために39人の健康な女性を二群に分け,H61株摂取群は加熱死菌体60mgを含むバレイショデンプン1gを,プラセボ摂取群はバレイショデンプン1gを,一日一回,4週間摂取させた.被験物質の摂取前後に,前腕内側の水分量,の状態(水分量,弾力,きめ,明度)を測定した.すべての機器分析項目において両群間で著差は認められなかったが,年齢層,被験物質の摂取前後での解析で以下の知見が得られた.前腕の水分量は50~60代で40代よりも有意に高く,の明度は20~30代で40代,50~60代よりも有意に高い値を示した.の水分量は50~60代で20~30代よりも有意に高かった.被験物質の摂取前に比べて,摂取後はの水分量および明度が有意に高く,のきめの数値は有意に低かった.50~60代においてプラセボ摂取群では摂取前に比べての水分量が減少したのに対し,H61株摂取群では増加した.H61株の摂取は50~60代の女性のの水分量を保持できる可能性が示された.
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© 2012 公益社団法人 日本畜産学会
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