日本畜産学会報
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一般論文(原著)
ホルスタイン種育成牛における採食量および粗濃比の違いが第一胃反復圧迫法を用いたルーメンマットスコア,ルーメン発酵性状および反芻活動の関連に及ぼす影響
泉 賢一, 清水 史哉, 阿部 信介
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2021 年 92 巻 1 号 p. 47-54

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抄録

乾物摂取量(DMI)と粗濃比の違いが第一胃(ルーメン)反復圧迫法で測定した育成乳牛のルーメンマットスコア(RMS)とルーメン発酵性状および反芻活動との関連に及ぼす影響について検討した.育成牛12頭を粗飼料主体飽食の100%区,DMIを6割に制限した60%区および濃厚飼料多給で飽食のCONC区に配置した.反芻時間は100%区が最も長かった.RMSは給与直前(0h)と7時間後(7h)において100%区が60%区より高く(P<0.05),CONC区は両区の中間であった.給与3時間後と7hにおいてCONC区は100%区よりもルーメン内のpHが低く(P<0.01),総VFA, プロピオン酸および酪酸濃度が高かった.RMS 0hと反芻時間に正の関係が認められた(R2=0.672;P=0.002).以上から,本法によって育成牛のルーメン充満度を推測可能であると考えられた.

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