抄録
本研究は,ウズラの6週齢体重を指標として選抜•造成された体重大系統,小系統およびこれらの2系統間の相反交雑群を用い,生産諸形質に関するへテロシスの効果を追求したものである.その結果,受精率には受精能力の高い系統を雌親とした場合にのみ正のヘテロシス効果が認められた,またふ化率には顕著な負のヘテロシスが,育成率には正のヘテロシスがそれぞれ認められた.交雑集団の6週齢と10週齢体重は両親のほぼ中間であったが,産卵諸形質(初産日齢,産卵数,卵重および産卵量)は産卵形質の優れた体重大系統に近い成績であった.