主催: 日本認知心理学会
著者所属:法政大学大学院人間科学研究科
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本研究では,一対比較法のバリエーションの1つである中屋の変法を用いて,評価者に同一のオノマトペ(擬音語擬態語)から喚起された印象の強度を、笑い声に関するオノマトペは心理量と物理量、歩く動作に関するオノマトペはモダリティの異なる物理量に分けそれぞれ評価させ、順序化を行った。本研究の結果,笑い声に関するオノマトペでは心理量と物理量に関する評価の間で大きな差が生じることが明らかとなった。歩く動作についてのオノマトペを評価する場合,視覚的強度と聴覚的強度では評価に大きな差は見られなかった。
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