日本調理科学会誌
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米ゲルで調製したエスプーマ米粥の品質および嗜好性
駒込 乃莉子小泉 昌子峯木 眞知子
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2023 年 56 巻 6 号 p. 256-262

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抄録

 日本人の嗜好に合うエスプーマ米粥を調製するため,クリームを使用せず米ゲルを使用し,メレンゲ粉末の添加量を変化させて米粥を調製した。その品質と嗜好性を検討した。その結果,以下のことが結論付けられた。

 1)メレンゲ粉末は、米ゲルのエスプーマ食を調製するために効果的であった。2)密度は,0.35 g/cm3であった。3)泡からの離水量はいずれの試料も調製後60分間認められず安定していた。4)テクスチャー特性はメレンゲ粉末添加量の増加で,かたさと付着性が増加した。調製直後試料は,えん下困難者用食品の許可基準Ⅲに該当した。5)組織構造はメレンゲ粉末添加量の増加により,泡の形状は小さく丸くなり,安定性は高いと推察した。6)分析型官能評価ではメレンゲ粉末3%と6%添加試料は,「米の香り」,「米の味」の強さは,どちらでもないと判定された。嗜好型官能評価でも,メレンゲ粉末3%と6%添加試料の好みはどちらでもないと評価された。

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