日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集
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ウォーターフロント開発による地区の変遷
神戸ハーバーランド地区を対象として
神吉 晃大小塚 みすず
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2017 年 15 巻 p. 21-24

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抄録
現在のウォーターフロント地区は,複合的都市機能を有している.ウォーターフロント地区が持つ恵まれた環境,独特の開発ポテンシャルを活かしたウォーターフロント開発は将来にわたって都市計画の上でも非常に重要といえる.本研究では、神戸ハーバーランド地区を対象に地区の形成過程と集積性の変化を整理し,ウォーターフロント開発による地区の変化を明らかにすることを目的とする.対象地区は,開発に伴い都市機能の整備が進み,地区全体が活性化していき,開発直後は賑わいを見せていたが,その後は施設の入れ替わりも激しくなり低迷していることを確認した.また,施設の入れ替わりと地区の形成に寄与する指標の変化を明らかにし,地区集積性の変化のイメージを描くことができた.
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© 2017 公益社団法人 日本都市計画学会 関西支部
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