臨床リウマチ
Online ISSN : 2189-0595
Print ISSN : 0914-8760
ISSN-L : 0914-8760
原著
セルトリズマブぺゴルを使用し,帝王切開で児を得た関節リウマチの1例
Satoshi Ito, Chinatsu Takai, Hiroshi Fujinaga
著者情報
ジャーナル フリー

2018 年 30 巻 2 号 p. 107-113

詳細
抄録

 我々は,セルトリズマブペゴルを使用し,帝王切開で児を得た35才の関節リウマチ患者を経験した.帝王切開は,子宮筋腫の手術歴があるために施行された.セルトリズマブペゴルは,Fc部分がポリエチレングリコールに置換されているため,胎盤通過性が極めて少ない.これまでは妊娠・出産を希望する関節リウマチ患者への生物学的製剤としてはエタネルセプトが使用されることが多かったが,今後はセルトリズマブペゴルも有力な候補の一つとなると考えられる.

著者関連情報
© 2018 一般社団法人日本臨床リウマチ学会
前の記事 次の記事
feedback
Top