Drug Delivery System
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特集 “皮膚バリア機能と皮膚を介するDDSの進歩” 編集 : 杉林堅次
皮膚計測技術の進歩と物質の経皮吸収
高橋 元次
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2007 年 22 巻 4 号 p. 433-441

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抄録
皮膚の生理学的性質を非侵襲的に測定する方法は皮膚計測工学の分野において数多く開発されてきた.それらは角層水分量,肌理,TEWL(経表皮水分蒸散量),皮膚色,血流,皮脂などであるが,最近,無侵襲で皮膚内部を観察する生体顕微鏡が開発され,物質の経皮吸収測定に活用されている.本稿では,in vivo共焦点ラマン顕微鏡と多光子顕微鏡を用いた測定例について述べる.
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© 2007 日本DDS学会
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