Drug Delivery System
Online ISSN : 1881-2732
Print ISSN : 0913-5006
ISSN-L : 0913-5006
特集 “標的タンパク質分解誘導~新たな創薬モダリティ”  編集:畠山浩人
標的タンパク質分解誘導薬依存的な相互作用解析技術
澤崎 達也山田 航大山中 聡士
著者情報
ジャーナル フリー

2026 年 41 巻 2 号 p. 115-125

詳細
抄録

標的タンパク質分解誘導薬(TPD)は、薬剤依存的に標的タンパク質とE3ユビキチンリガーゼとの相互作用を誘導し、タンパク質分解を引き起こす新たな創薬モダリティとして注目されている。その特異性は、薬剤が誘導するタンパク質ータンパク質間相互作用(PPI)により決定される。本稿では、コムギ無細胞タンパク質合成系とAlphaScreen法を用いた生化学的PPI解析、および近接ビオチン標識酵素AirIDを利用した細胞内・生体内TPD依存的インタラクトーム解析技術とその例について概説し、TPD創薬における特異性評価の重要性と研究の意義を紹介する。

著者関連情報
© 日本DDS学会
前の記事 次の記事
feedback
Top