抄録
疼痛管理の最大の目的は, 傷害された組織による痛みのストレスを最小限にすることである. 本稿では, 疼痛管理によく用いられている, 神経ブロック, 薬物療法, 種々の持続注入ポンプによる薬物投与方法について, 最近の調査結果を交えて概説した. 近年, 携帯型精密輸液ポンプは, いずれも持続投与機能に患者自己管理鎮痛法(PCA)機能をプラスし, 小型化し在宅患者にも使用可能になった. また, ディスポーザブル注入ポンプは携帯型輸液ポンプにくらべ, 機器購入の初期費用が不要で, 導入しやすい利点がある.