九州大学大学院医学研究院皮膚科学分野 九州大学病院女性医療人きらめきプロジェクト
九州大学大学院医学研究院皮膚科学分野
九州大学病院女性医療人きらめきプロジェクト
2009 年 119 巻 3 号 p. 337-343
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近年，患者のQOL評価の重要性が認識され，皮膚科分野の臨床研究でもSkindexやDLQIなど皮膚疾患特異的QOL評価尺度が使われる機会が増えてきているが，性差・年齢・疾患がQOLへ及ぼす影響を包括的に調査した本邦での報告はない．そこで九州大学皮膚科初診患者 1,202名から回収したSkindex16調査票を用いて検討した．性別では女性，年齢では若年，疾患群別では湿疹皮膚炎群，蕁麻疹・痒疹・皮膚瘙痒症，角化症，付属器疾患群のQOLが低下している傾向がみられた．
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