日本皮膚科学会雑誌
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Behcet病におけるリンパ球混合培養(MLC)について
溝口 晶子
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1978 年 88 巻 2 号 p. 67-

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抄録
Behget 病患者のリンパ球の反応性を検討する目的で,本症患者20名と健康者14名との間で one-way micro MLC を行った.患者リンパ球に健康者リンパ球に比べて有意の差で responder としての反応性の低下が認められた. stimulator としての反応は健康者のそれと差がなかった.T リンパ球,B リンパ球の分布には異常がみられず,本症患者のリソパ球に何らかの機能異常が存在する可能性を示唆するものと考える. Bechget 病の急性増悪期の患者と緩解期にある患者との間に responder としての反応性の差はなかった.また responder としての反応性の低下と DNCB 感作試験の成績とは関連がみられなかった.
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© 1978 日本皮膚科学会
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