日本皮膚科学会雑誌
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DACM染色による皮膚限局性と全身性のアミロイドの違い
向井 秀樹神崎 保西山 茂夫
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1982 年 92 巻 5 号 p. 591-

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抄録
皮膚限局性及び全身性アミロイド症の皮膚切片で,-SH 基, S-S 結合を 7 ―(N―dime thylamino―4―methyl―coumarinyl) maleimide (DACM)染色を用い検索した.皮膚限局性アミロイド症の凍結切片におけるアミロイドは,-SH 基は陰性であったが S-S 結合は7例全例陽性となった.これに対し,2例の全身性のアミロイドは -SH 基,S-S 結合ともに陰性であった.更に,パラフィン切片においても凍結切片と同様に,皮膚限局性アミロイド症においてのみ20例全例 S猽 結合が陽性という結果を得た.従って,この DACM 染色により皮膚限局性と全身性アミロイド症の鑑別は可能であり,アミノ酸組成とくにシスチン値が全く異なるものと考えた.更に,凍結切片と同様にパラフィン切片においても DACM 染色を施行できることを見出した.
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© 1982 日本皮膚科学会
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