日本皮膚科学会雑誌
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限局性強皮症における抗核抗体
竹原 和彦中林 康青石橋 康正諸井 泰興
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1982 年 92 巻 8 号 p. 883-

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抄録
22例の限局性強皮症について, Hela 細胞やマウス腎を基質とした蛍光抗体間接法,二重免疫拡散法等の方法により,抗核抗体を検討した Hela 細胞を基質とした蛍光抗体間接法では72.7%と高率の陽性率を得た.病型別では morphea 50%, generalized morphea 100%,linear scleroderma 75% であった.マウス腎を基質とした場合の陽性率は50% であった. Generalized morphea では homogeneous pattern,linear scleroderma では,speckled pattern がしばしば観察された.抗 centromere 抗体,抗 RNP 抗体,抗Sm 抗体,抗 Scl-70 抗体,抗 SS-B 抗体はすべて陰性であった.限局性強皮症において認められる抗核抗体は,全身性強皮症において一般的に検出されるものとは異なっていた,
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© 1982 日本皮膚科学会
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