日本皮膚科学会雑誌
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皮膚筋炎と多発性筋炎の関係について
堀内 早苗山口 浩司馬場 徹上野 賢一
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1986 年 96 巻 6 号 p. 643-

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抄録
皮膚筋炎と多発性筋炎はいずれも同一の範畴に属するもので,両者は皮膚症状の有無による表現の違いという考え方が一般的である.今回我々は,多変量解析法を用いて,臨床検査成績の面より両疾患が区別可能か否か検討した.対象は多発性筋炎14例,皮膚筋炎8例である.その結果CPK,GPT及びLDH値と血沈値,CPK値とIgG値とを組み合わせ判別関数を求めると正判別は77.7%より86.6%で両疾患は判別された.以上より両疾患の相違は必ずしも皮膚症状の有無のみでないことが示唆された.
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© 1986 日本皮膚科学会
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