日本デジタルゲーム学会 年次大会 予稿集
Online ISSN : 2758-6480
第13回 年次大会
セッションID: 1-4
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ゲーミフィケーションとシリアスゲーム・1 ( 口頭セッション 1 )
シリアスゲームによる多職種連携の促進
*三代澤 幸秀
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抄録
【目的】コロナ禍は医学教育にも大きく影響している。医療系学生の病棟実習がしばしば中断され、新生児集中治療室(Neonatal Intensive Care Unit:NICU)を見学する機会が損なわれている。研修機会を補うために妊産婦支援や新生児医療を疑似体験できるツールとしてシリアスゲームを開発した。【結果】プレイ後のアンケート回答者は61名。回答者の87%がシリアスゲームは医学教育として有用あると回答した。【考察】シリアスゲームは医療分野において一定の教育効果があることが示された。医学生との強度言う制作を経て次世代の周産期医療従事者を育成できる可能性もある。一方で内容が専門的すぎると一般公開が難しくなるという課題もあった。【結語】医療分野においてシリアスゲームの有効性が示された。
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