抄録
ゲーミフィケーションの教育分野での研究の多くは教材やアプリの開発、それらを含むソフトウェアを利用した大学授業での実践研究であり、授業のデザインにゲーミフィケーションを導入した事例は限られている。本論文ではプログラミングツール以外のソフトウェアを利用しないゲーミフィケーションを導入したプログラミング授業を中学生向けに実施することで、ゲームデザイン要素ごとの効果の検証と授業デザイン案の検討を行った。導入可能なゲームデザイン要素を検討したうえで授業の内容とデザインを決め、授業後アンケートとインタビューにより調査を行った。その結果プログレスバーの導入には賛否が分かれること、質問に対する即時フィードバックの満足度と効果が高いことが明らかになった。