抄録
ゲームデザインの科学的理論は現状整備不足であり、工学や心理学など複数分野からゲームデザインの理論が求められている。よって、実践知を整理するため、ゲームデザイナーに対する英語インタビュー論文についてスコーピン
グレビューを行った。論文データベースの検索とフィルタリングの結果、51 論文が分析対象となった。これらの論文に登場するインタビュイーの居住地域や、大手かインディー開発者かなどといった所属組織の規模の分布について計数したのち、帰納的アプローチにより該当論文の関心領域の分類を行った。この結果、研究状況の傾向、偏りが明らかとなった。このスコーピングレビューを通じて、今後のゲームデザイン分野の研究方針に関する示唆が与えられた。