抄録
本研究では、画面の時間解像度が目標検出に与える影響を検証した。成人30 名を対象に、FPS ゲームにおける基本的なタスクである動的目標検出課題を行い、時間解像度(30、60、120、240、480 Hz)と目標持続時間(250、500 ms)を操作した。また、参加者のゲーム経験を評価した。その結果、反応時間は、30 Hz 条件よりも60 Hz と480 Hz 条件で有意に短縮した。正答率は、目標持続時間が250 ms、ゲームエンゲージメントが低い場合に、30 Hz 条件で他条件より低くなった。これらの結果は、高い時間解像度およびユーザのゲーム経験が目標検出に関連する初期の視覚的認知を促進する可能性を示唆する。