本研究では,2007~2011年度 (3年次編入生は2009~2013年度) の5年間にA大学B学部に入学した410名の学生を対象に,入試区分と卒業後の進路との関連について検討した。その結果,以下のことが明らかにされた。(1) 公務員等になる割合が,一般入学生において大きく,推薦入学生において小さい。(2) 推薦入学生において,留学する学生の割合が大きく,推薦入学生の1割程度が「入学→留学→留年→民間企業」というキャリアパスを形成する。(3) 編入生の約4割が進学する一方で,進路未定のまま卒業する学生も恒常的に存在する。(4) 一般入学生・編入生・留学生で,留年した学生の進路ついて注意を払う必要がある。