京都工芸繊維大学
2021 年 31 巻 p. 69-76
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韓国の大学入試における多面的・総合的評価に着目し,その評価導入から現在までの成果・課題および文在寅政権下での大学入試改編を調査した。その結果,多面的・総合的評価を導入した韓国では,近未来の社会構造変化を見通した人材育成に向けて教育の環境や方法が変わり,効果が出現した半面,評価の公正性が課題となっていることが判明した。さらにその課題解決のための方案の内容の分析とわが国の多面的・総合的評価の実務の現状とを比較して,示唆を考察した。
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