生物環境調節
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Cymbidiumの花序の発育に関する研究
II.高温の影響に対しクリティカルなステージおよびアボーションを起すステージの推定
大野 始加古 舜治
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1978 年 16 巻 3 号 p. 81-91

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抄録
Cynabidiunaの花序の発育に及ぼす高温の影響を花粉形成過程との関連で調べた.花粉形成過程は花茎の伸長とほぼ並行しており, 基部の花らいについては, 4cmまでが胞原細胞期, 4~6cmが前減数分裂期, 6~15cmが減数分裂前期にそれぞれ対応していた.胞原細胞期に屋外の自然条件下からファイトトロンの高温条件下 (昼30℃, 夜25℃) に移すと花茎の伸長や花らいの発育が起らず花序は枯死したが, 減数分裂期のものは正常に開花した.この間の前減数分裂期のものでは花茎伸長は誘起されたものの大部分の花らいが落らいし, この時期がクリティカルなステージと推定された.一方, 発育初期より連続して高温におかれた花序は前減数分裂期のDNA複製過程に入らず発生を停止し枯死することが示され, 基部の花らいについては前減数分裂期のG1期がそのアボーションを起すステージと推定された.
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© 日本生物環境工学会
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