生物環境調節
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寒天培地および液体培地が日本芝培養体の生育に及ぼす影響
玉置 雅彦ベガム A.A.山田 千栄子常森 〓起加古 舜治
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1995 年 33 巻 1 号 p. 65-69

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抄録
α-naphthaleneacetic acid (NAA) と6-benzylaminopurine (BA) をさまざまな濃度で組合せた寒天および液体MS基本培地で, コウライシバの茎頂を増殖培養させた.寒天培地ではNAA0.5μM, BA5.0μMの組合せで, 液体培地ではNAA0.05μM, BA0.5, μMの組合せでもっとも増殖した.ホフク茎は液体培地では形成されたが, 寒天培地では形成されなかった.液体培地は寒天培地よりも多芽体, ホフク茎, 根の形成率が高いことから, 増殖の目的のためにはすぐれていた.
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