環境情報科学
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Print ISSN : 0389-6633
連載 環境政策の最前線
座談会 衛星と環境
松永 恒雄矢野 圭一郎岡野 祥平相澤 寛史
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2024 年 53 巻 2 号 p. 34-46

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抄録
日本は,世界に先駆けて,二酸化炭素とメタンの測定ができる衛星 2 機を打ち上げ,2023 年の気候変動枠組条約締約国会合(COP28)のサイドイベントで,日米の排出量について観測値と,計算された値が一致する報告を行った。また 2024 年度には 3 号機を打上げる予定である。このほかにも,世界的な気候変動の対策を進めるために,デジタル技術と組み合わせたカーボンクレジットへの活用など衛星データはさまざまな応用可能性がある。他方で,衛星によるスペースデブリや発射時の温室効果ガスの排出などの環境影響も考えられる。 本座談会では,観測衛星の研究やデータ処理を行っている国立環境研究所,観測衛星や温室効果ガスの日本の排出量報告を行っている環境省,衛星データを活用するスタートアップ企業の方々に参加いただき,それぞれの現状と今後への展望を語っていただいた。
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© 2024 一般社団法人環境情報科学センター
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