森林総合研究所研究報告
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八ヶ岳の山梨県有林に設置したヤツガタケトウヒ試験区におけるシカ被害を受けた林相の12年間の変化
勝木 俊雄 長池 卓男西川 浩己田中 智岩本 宏二郎
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キーワード: 獣害, 絶滅危惧種, 天然更新
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2019 年 18 巻 1 号 p. 101-109

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抄録
八ヶ岳連峰東斜面の山梨県北杜市の県有林において、絶滅危惧種ヤツガタケトウヒの保全のため、1ha の試験地を設置し、2005年と2017年に調査をおこなった。この期間中、生存幹本数が2,755本から 1,248本に減少、胸高断面積合計(BA) が 30.0m2 から 31.4m2 に微増、出現樹種の分類群が37から29に減少した。ニホンジカの被害によって、幹本数と出現樹種数が減少したと考えられた。ヤツガタケトウヒは、2005年に樹皮ガードを取り付けたことで、母樹サイズの胸高直径20cm 以上は42本から36本の減少にとどまった。しかし、若木サイズの胸高直径20cm 未満が8本から2本に低下し、後継樹が見られないことから、自生地保全のために苗木の増殖が必要と考えられた。
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© 2019 森林総合研究所
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