森林総合研究所研究報告
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γ線で誘発したマツタケ突然変異体の菌床栽培での形態変化
村田 仁山中 高史下川 知子太田 明
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2020 年 19 巻 2 号 p. 153-157

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抄録
マツタケ (Tricholoma matsutake) は、マツ林で高級きのこ「まつたけ」をつくる外生菌根性の真正担子菌である。今日までマツタケは人工栽培できない。本研究において、g線照射により作出したマツタケ変異体G1株が、押し麦を含んだ人工培養基上で組織化した菌糸塊を形成した。この菌糸塊は、G1株作出後3回の反復実験で連続して再現したが、子実体には発達しなかった。この菌糸塊は、子実体原基であるかは不明であるが、G1株におけるこの特性はマツタケ栽培品種開発の手がかりとなる可能性がある。
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