スギ・ヒノキ林における相対日射率と胸高・根元断面積合計の関係

抄録

胸高断面積合計が46 m²ha^-1以下であるスギ・ヒノキ林3試験地9観測プロットにおいて林内日射量の観測を約4～9年間、行った。この観測値に基づいて算出した59の相対日射率の値を、胸高断面積合計等の値と合わせて資料として示す。新植林から若齢林、閉鎖林へと材積量が増加していく森林と間伐林等により材積量が減少した森林の間で、相対日射率の違いは明瞭には認められなかった。