抄録
東京は5年間で2.9度も平均気温が上昇し、屋上庭園の設置、ガソリン規制の対策を打ち出し、ヒートアイランド現象へ行政も本気で対応を開始した。屋上庭園と同様に池や滝といった水空間は、ヒートアイランド現象を緩和する働きがある。こうした水空間を過密建築において有効であると考え、本論文は都心にある水空間の現状を調査し、今後の施策のデータの一助にあることを要望するものである。調査結果を以下にまとめる。
·素材の多くは石材であり、意匠性と耐久性の面で優れた御影石が最も採用されている
·形状は静水型、滝型、噴水型、階段型の4型に分類できる
·落下型と噴水型は水に動きがあり、水底に苔が生じにくいためメンテナンスの面で有効的である