抄録
建築外装の雨筋汚れの防止を目的として低汚染塗装仕上げが採用されているが、シリコーン目地周辺での汚れ防止効果が小さく、シール材質やディティール面での対応が必要となっている。今回、シリコーン系シーリング材に替わるものとして上市されたポリイソブチレン系シーリング材を用い、低汚染塗装仕上げとの組み合わせによる汚染暴露試験を実施した。その結果、シール目地周辺において汚れの発生が見られず、汚染低減効果が確認された。このポリイソブチレン系シーリング材の物性はシリコーン系シーリング材と同等であり、低汚染塗装仕上げとの組み合わせによる建築外装の汚れ低減材料として期待される。