日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2004年大会学術講演会研究発表論文集
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塗装工事における標準的塗付け量の確認実験
本橋 健司*川島 敏雄近藤 照夫大島 明大澤 悟久保田 浩高山 勝行高橋 孝治川端 祥治郎井上 照郷武田 廉太郎
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 7

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抄録
せっこうボード素地へのEP塗りと鉄鋼面素地へのOP塗りについて、実験を行い、塗付け量を測定した。その結果は以下のようにまとめられる。(1)EP塗りでは、淡彩色と濃彩色で塗付け量に差異が認められた。すなわち、淡彩色では標仕やJASS18に規定される塗付け量を20%程度オーバーした。一方、濃彩色では標仕やJASS18に規定されている塗付け量とほぼ同一であった。(2)OP塗りでは標仕やJASS18に規定されている塗付け量や膜厚と比較して小さい値となった。この結果は、標仕やJASS18の規定量を準備した場合に、結果的にOPの残存が多くなることを意味している。
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© 2004 日本建築仕上学会
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