日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2012年大会学術講演会研究発表論文集
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2012年大会学術講演会研究発表論文集
外壁複合改修工法の開発経緯と実態調査
*堀 竹市近藤 照夫渡辺 清彦佐々木 聡諸橋 強正
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 37-

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抄録
建築物の外壁に対する既存仕上げ層(セメントモルタル塗りや陶磁器質タイル張り)をポリマーセメントフィラーとと繊維ネットで押え、アンカーピンの打込みによって躯体コンクリートへ留め付ける外壁複合改修工法の一工法(GNSピンネット工法)に着目して、本報ではその特徴と開発経緯および施工実績に対する実態調査に基づく耐久性評価の結果を述べている。当該工法は開発当初に多くの実験的評価に基づいて、標準施工法が確立されており、その後も20年間にわたる実態調査が継続されて、現状では使用材料の物性変化が認められないと判断できる。
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© 2012 日本建築仕上学会
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