日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2015年大会学術講演会
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2015年大会学術講演会研究発表論文集
調湿形内装仕上塗材の調湿効果と実大チャンバーでの検証
*浅田 浩嗣井上 照郷成田 泰章野﨑 淳夫
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 08-

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抄録
近年、吸放湿性を有する調湿形内装仕上塗材によって、室内の湿度変化を抑制する効果が注目されている。その効果は,小型の恒温恒湿器を用いて評価されることが多く、実空間におけるシミュレーション方法の確立が望まれている。本研究では、小型の恒温恒湿での効果と実空間での効果の関係を明らかにするために、大チャンバーを用いての実空間レベルでの調湿形内装仕上塗材の吸放湿性に関する評価を行った。調湿形建材としては、けい藻土塗材を用いて試験を実施した。けい藻土塗材は、相対湿度の変動を小さくすることが確認された。小型の恒温恒湿での効果と実空間での効果に相関関係があることが確認された。
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