抄録
現在、日本国内には小学校、中学校、高等学校を合計して36,372校あり、ほとんどの学校に音楽教室が設置されている。音楽教室の性能には遮音性、防音性、吸音性、残響性能を求められる。しかし、残響性能に関しては、各学校様々であるが、残響が不十分であると感じられる音楽教室もある。日本建築学会より、平成26年9月に内外装改修工事指針(案)・同解説が出版され安全性・使用性・施工性等の改修指針が記述されているが、音響性能に対する改修工事方法についても考慮すべきである。本研究では、実際に建設されている学校に設けられている音楽教室の構成材料を調査し材料を対象とした実験を行い吸音率・残響時間を算出し、各音楽教室の残響性能を考察する。