抄録
建築用仕上塗材4種および塗料2種をコンクリート素地に施工した試験体を、札幌市に13年屋外暴露し、劣化状況を測定した。試験体は平置きとし、上面に直接雨がかり及び積雪がある状態で屋外暴露した。その結果、仕上げのないコンクリートのみの試験体は、上面に凍害が原因と考えられるスケーリング、微細なひび割れ等がみられたが、仕上塗材・塗料を施工した試験体は、これらの劣化が少ない結果となった。また、仕上塗材・塗料自体の劣化では、一部に割れ、はがれ等がみられた。著者らが既往の研究で提案した劣化予測手法を本結果に適用し、劣化状況の評価を行った。