その1では、全国の色土の色彩値測定を通して、緯度や経度、標高などのパラメータで分析した。今回は前年度の発表に続きその2として、愛知県産と京都府産の原土の色彩値測定を行い、蛍光X線分析を通して原土に含まれる酸化物を明らかにした。特殊な色彩が見られる地域について、鉱山や温泉地などの土の鉄分含有量や、色彩特性を持つ成分が色彩変化に由来していると推定した。また、1981年から2010年までの30年分の気温、降水量、日照時間の平年値データを用いて、気候の特徴を分析した。愛知と京都の原土についてはそれぞれの採取地の地質調査を行い、その土地のできた地理的な歴史などを踏まえて分析をした。