現在マンションの長期修繕計画における修繕周期は、国土交通省発行の「長期修繕計画ガイドライン」に基づいて決められるケースが多く、マンションの仕上げや経年数等の諸条件によって異なる劣化状況にあるにも関わらず、その差異を示す明確な根拠がないことから、修繕周期は画一的なものになっているのが現状である。そこで、本研究では関東近辺の団地型分譲マンション41団地365棟について修繕周期の現状を明らかにし、さらに劣化診断報告書をもとに築年数、修繕周期、方位の3条件で劣化数量の分析を行うことで現状の修繕周期の評価とその見直しのための検討を行った。