森林総合研究所
2003 年 2 巻 p. 25-48
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目標計画法により多様な森林機能間の調整を行うには、各機能の持つ情報の質の違いが問題となる。情報の質の違いとは、情報が定量的であるか否かで、本報ではそれぞれを定量的情報、定性的情報とした。定性的情報は、目標計画法により流域管理計画を作成する際、定式化が困難である。そこで、定性的情報を持つ森林機能をランドスケープの概念で整理することにより、多様な森林機能を目標計画法に組み入れることが出来るようになった。また、この方法を知床半島岩尾別川流域に適用した事例を紹介した。
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