2018 年 151 巻 5 号 p. 200-205
1990年代後半から看護系大学の設置が急激に進み,今後もさらに増加する見込みである.卒前卒後の看護学教育における薬理学・臨床薬理学の重要性は言うまでもないが,急激な看護系大学の増加に伴い,薬理学教育に関わる人材の不足は否めない状況にある.看護系大学の教育水準担保のために『看護学教育モデル・コア・カリキュラム』が策定されたことを受け,新しい時代のニーズに対応する看護薬理学学士教育のあり方と「Patient-oriented Pharmacology」の概念に基づいた看護における薬理学教育:integrated Drug(iDrug)について述べる.