日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第21回ファジィ システム シンポジウム
セッションID: 7B3-3
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7B3. 生体
一部脳機能とDNAコンピューティングの関連性
*上田 恵珠小野 治坪井 勇政
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キーワード: DNA computing, 脳機能, 意識, 無意識
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抄録

DNAコンピューティングから発想を得た新しい処理アルゴリズム提案する。処理機構として代表的なものに人間の脳がある。脳の目的は情報を選択し、その選択した情報処理のアルゴリズムを自ら獲得することである。脳の機能の一部はデジタルで表現されているが、全てを(特に感情など)デジタル表現することはできない。現在までのDNAC理論は、外部入力(問題)は与えてやるもの(受動的)であり、獲得するもの(能動的)ではなかった。そこで、受動的な状態を無意識状態、能動的な状態を意識状態とし、脳の情報処理機能を扱っているファジイ理論のバージョン空間法をDNAコンピューティングに応用した。従来のDNAコンピューティングから一歩進んだアルゴリズムを提案している。

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© 2005 日本知能情報ファジィ学会
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