主催: 日本知能情報ファジィ学会
共催: 国際ファジィシステム学会
DNAコンピューティングから発想を得た新しい処理アルゴリズム提案する。処理機構として代表的なものに人間の脳がある。脳の目的は情報を選択し、その選択した情報処理のアルゴリズムを自ら獲得することである。脳の機能の一部はデジタルで表現されているが、全てを(特に感情など)デジタル表現することはできない。現在までのDNAC理論は、外部入力(問題)は与えてやるもの(受動的)であり、獲得するもの(能動的)ではなかった。そこで、受動的な状態を無意識状態、能動的な状態を意識状態とし、脳の情報処理機能を扱っているファジイ理論のバージョン空間法をDNAコンピューティングに応用した。従来のDNAコンピューティングから一歩進んだアルゴリズムを提案している。