住友別子病院 内科
久保病院
住友別子病院 病理診断科
2010 年 52 巻 3 号 p. 395-401
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症例は49歳,女性.クローン病治療中に食道に縦走傾向のあるアフタ様びらん,胃に竹の節状外観,十二指腸に多発隆起性病変を認めた.ステロイドにて食道アフタ様びらんは改善したが,胃・十二指腸の病変は不変であった.クローン病で食道・胃・十二指腸と上部消化管に多彩な病変を認めることはまれである.食道においても長期化すれば狭窄や変形をきたすことが危惧され,早い段階で粘膜治癒に導けた意義は大きいと考えられた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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