日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
原著
糖尿病患者における胃食道逆流症の現況
太田 敬之若崎 久生早川 隆洋宮本 和佳石橋 達也中川 貴之高木 伴幸栗栖 清悟遠藤 久子川嶋 弘道中尾 大成今川 三余
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2013 年 55 巻 4 号 p. 1453-1459

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抄録
逆流性食道炎(RE)と胃食道逆流症(GERD)症状の関連性が糖尿病の有無で変化するかを健診受診者を対照群として比較検討した.スクリーニング目的で上部消化管内視鏡を施行した糖尿病患者88名と非糖尿病者263名を対象とし,自答式問診票を用いてGERD症状を認めた者をsymptomatic GERDと診断した.REの頻度は糖尿病患者で有意に高かったが,symptomatic GERDの頻度は両群に差を認めなかった.非糖尿病者ではsymptomatic GERDの有無でRE有病率に差が認められたが,糖尿病患者では認められなかった.糖尿病患者では非糖尿病者と比較し,胃酸逆流が生じてもsymptomatic GERDが顕在化しにくくなる可能性が示唆された.
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© 2013 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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