日本医科大学 消化器内科学
2020 年 62 巻 7 号 p. 793-802
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管腔内での確実な創閉鎖を目的として,手術で汎用されている外科用縫合糸を内視鏡用軟性持針器で運針し組織を縫合する内視鏡的手縫い縫合法が開発された.軟性鏡下に持針器で湾曲針を把持し,バーブ付き縫合糸を組織に通して連続縫合する本法は,より強固で信頼性のあるtissue apposition methodとして,内視鏡治療後出血予防をはじめ様々な場面で有用となる可能性を秘めている.本手技の確立,普及および適応拡大が期待される.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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